ASUS、Wi-Fi 8対応D20ダイス型デザインのルーターをCES 2026で公開

ASUSは、次世代通信規格「Wi-Fi 8」をサポートする初のルーター試作機を、CES 2026において展示しました。その外観は、ロールプレイングゲームで使われる二十面体のダイス(D20)を模したユニークなデザインで、前面には同社のゲーミングブランド「ROG」のロゴが配されています。

ASUS、Wi-Fi 8対応D20ダイス型デザインのルーターをCES 2026で公開
著者:ASUS。出典:tomshardware.com

「ROG NeoCore」と名付けられたこのルーターは、ASUS独自の「AI Network Engine」プロセッサーを搭載しています。このプロセッサーはネットワークトラフィックを監視し、帯域幅を動的に割り当てることで、通信のスループット向上と遅延の低減を実現するとされています。さらに、複数のルーターを連携させて広範囲にシームレスなネットワークを構築できる「AIMesh」プラットフォームにも対応しています。

ASUSは現時点でNeoCoreの具体的な性能数値については明らかにしていませんが、現行のWi-Fi 7対応デバイスと比較して、IoT(モノのインターネット)機器への通信帯域幅は2倍、カバーエリアも2倍広くなると主張しています。同社は、Wi-Fi 8技術が無線ネットワークの4つの主要な課題、すなわち「距離による通信品質の低下」、「低消費電力機器との双方向通信の難しさ」、「接続端末数が多い際の不安定さ」、「帯域幅の非効率的な使用」を解決する可能性があると述べています。

興味深い点は、Wi-Fi 8の正式な標準化は2028年まで続く見込みである一方で、ASUSは最初の対応ルーターおよびメッシュネットワークシステムを今年中にも市場に投入する計画を立てていることです。