ワンブラス創業者、台湾での技術者違法採用疑惑で国際手配へ

台湾の司法当局は、スマートフォンメーカー「OnePlus(ワンプラス)」の創業者であるピート・ラウ(劉作虎)に対し、国際手配を要請しました。台北地方検察庁士林分局の発表によると、ラウ氏は台湾における研究開発部門への資金提供と技術者の違法な採用に関与した疑いで捜査の対象となっています。

ワンブラス創業者、台湾での技術者違法採用疑惑で国際手配へ
著者:GROK。出典:grok.com

同検察庁の主張では、ラウ氏と他の2人の管理職は、違法な事業スキームを組織しました。2014年に香港で「OnePlus」ブランドの企業が設立され、2015年にはその台湾子会社が登録されました。その後、両社の名称は「Sonar」に変更されましたが、検察によれば実質的な事業内容は変わらなかったとされています。

捜査当局の見立てでは、2015年から2021年の間に、香港の貿易会社を通じて台湾のオフィスに23億台湾ドル(約73億円)以上が送金されました。形式上は、受託研究開発(R&D)の収入や研究成果の売却益とされていました。しかし実際には、これらの資金は70名以上の技術者の採用、給与の支払い、および設備の購入に充てられていたとされます。

複数の証言により、台湾で開発されたソフトウェアは、OnePlusおよびOPPO(オッポ)のスマートフォンに専ら使用され、現地の管理職は定期的に中国・深センにある本社に報告を行っていたことが確認されています。

現在、ピート・ラウ氏に対しては手配書が発行されています。本記事の執筆時点で、OnePlus会社側またはラウ氏本人からのコメントは得られていません。