サムスン、0.5μm画素の2億画素イメージセンサー「ISOCELL HP5」を発表

サムスンエレクトロニクスは、画素サイズが0.5μm(マイクロメートル)という極小サイズでありながら、2億画素(16,384×12,288ピクセル)の高解像度を実現したイメージセンサー「ISOCELL HP5」を発表しました。本センサーは量産に入っており、近い将来OPPOの「Find X9 Pro」など、各社の高端スマートフォンに搭載される見込みです。

サムスン、0.5μm画素の2億画素イメージセンサー「ISOCELL HP5」を発表
著者:SAMSUNG。出典:gizmochina.com

この「ISOCELL HP5」の主な特徴は、暗所での撮影性能が強化されている点です。光の受光量を増やしノイズを低減するため、サムスンは「フロンタルディープトレンチアイソレーション(FDTI)」技術と「デュアルバーティカルトランジスタゲート(D-VTG)」を採用。さらに、光の吸収効率を高め反射を最小限に抑えるために、高精度のマイクロレンズと高透過率の反射防止コーティングも組み込まれています。

また、周囲の明るさに応じて画素を結合または分離するサムスンの「Tetra²pixel」技術にも対応しています。これにより、0.5μm画素での2億画素、1μm画素での5000万画素、2μm画素での1250万画素と、撮影環境に最適な解像度での撮影が可能となります。

サムスン、0.5μm画素の2億画素イメージセンサー「ISOCELL HP5」を発表
著者:SAMSUNG。出典:gizmochina.com

広角カメラを使用した場合、標準で2倍のズーム機能を利用できます。これを3倍の望遠レンズと組み合わせることで、最大6倍のズーム撮影を実現します。加えて、HDR機能と13ビットの色深度をサポートし、5500億色以上の豊かな色再現が可能です。メーカーによれば、AIリマスタリングエンジンにより、フル解像度の2億画素画像を2秒未満で処理できるとしています。

さらに、本センサーは14ビットまでのRAW形式でのデータ出力に対応し、8K解像度での30fps、4K解像度での120fpsの動画撮影もサポート。電子ローリングシャッターと「Super QPD」オートフォーカスを採用し、光学フォーマットは1/1.56インチです。データインターフェースとしてはD-PHYとC-PHYの両方に対応しています。