PUDUロボティクス、ロボット犬が階段を毎秒1.5メートルで昇る様子を公開

中国の企業PUDUロボティクスは、四足歩行ロボット「PUDU D5」が階段を昇る様子を捉えた映像を公開しました。この機械は、脚部と車輪を組み合わせた移動システムを搭載しており、起伏の激しい地形でも移動が可能です。

PUDUロボティクス、ロボット犬が階段を毎秒1.5メートルで昇る様子を公開

YouTubeの説明によれば、この映像は速度を変更したり編集したりしておらず、実際の動作をそのまま記録したものだということです。映像内では、ロボットが発表通り毎秒1.5メートルの速度で階段を昇っています。PUDU D5は、不整地、階段、斜面、多層構造物など、屋外や産業環境での作業を想定して開発されました。

このロボットの基盤となるハードウェアは、NVIDIA OrinプラットフォームとRK3588チップを採用したデュアルプロセッサ構成を採用しており、その演算性能は275TOPSに達します。この高い処理能力は、リアルタイムの位置特定と地図作成、3D環境構築、障害物回避、経路計画などを支え、人間による常時監視なしでの自律動作を実現します。

PUDU D5は、視野角120度の広角カメラ4台と192ラインのLiDAR2台を組み合わせた360度全方位センサーシステムを備えています。これにより、最大100万平方メートルの広さのエリアでの自律走行が可能で、充電なしで複雑な地形を最大14キロメートル移動できるとされています。専門メディアのInteresting Engineeringは、PUDU社の展望として、産業用四足歩行ロボットのさらなる汎用性、環境適応性、そして移動速度の向上が図られると伝えています。