Xbox Project Helixは光学ドライブを搭載しない可能性

関係者の情報によると、マイクロソフトの次期ハイブリッドシステム「Project Helix」は内蔵ドライブを搭載せずに発売される可能性がある。このデバイスはXboxとPCを融合したプラットフォームとして位置づけられ、デジタルライセンスを重視している。旧来のディスクを移行するためのプログラム「Positron」も開発中だ。

Xbox Project Helixは光学ドライブを搭載しない可能性
画像提供:MICROSOFT。画像出典:microsoft.com

Windows Centralの情報筋によると、Helixのアーキテクチャは従来のコンソールよりもWindowsやデジタルサービスと深く統合されている。外部USBブルーレイドライブが、旧メディアを認証するためのアクセサリとなる可能性が高い。このシステムには大型APU「Magnus」が搭載され、噂によれば仮想のPlayStation 6よりも高価になると見られている。

Positronの仕組みはおおよそ次の通りである。ユーザーが接続されたドライブにディスクを挿入すると、システムは固有の識別子を読み取り、マイクロソフトのサーバーにリクエストを送信する。サーバーはリリースデータベースと照合し、検証が成功するとアカウントにデジタルライセンスを紐付ける。この際、ディスクは二度と認証に使えないようにする必要がある。例えば、管理領域を書き換えるか、その識別子をクラウド上の「ブラックリスト」に追加するなどの方法が考えられる。

この方式の最大の課題は、ディスクの再利用防止である。もしディスクを物理的またはクラウド上で無効化しなければ、一つのメディアで無数のユーザーがゲームを認証できてしまう。マイクロソフトはXbox Oneの時代に、ディスクをアカウントに紐付けようとして大きな反発を経験している。そのため現在、同社は厳格な制限を導入するか、そもそもドライブ搭載を諦めるかの選択を迫られている。結局のところ、技術的に優れた解決策であっても、ユーザーの信頼と利便性・対策のバランスという問題に突き当たるのである。