Xiaomiは、スマートフォン「17T」および「17T Pro」のスペックを公開した

シャオミは5月28日の発表を前に、サブフラッグシップ「17T」と「17T Pro」の詳細を公開した。Dimensity 8500/9500搭載、6500/7000mAhの大容量バッテリー、ライカの5倍望遠、価格は749ユーロからとなる。

Xiaomiは、スマートフォン「17T」および「17T Pro」のスペックを公開した
画像提供:XIAOMI。画像出典:mi.com

下位モデルのXiaomi 17TはMediaTek Dimensity 8500を搭載し、6.59インチの120Hzディスプレイを採用する。上位の17T ProはフラッグシップチップDimensity 9500と、リフレッシュレート144Hzの6.83インチAMOLEDパネルを備える。両モデルとも5倍光学・120倍デジタルズーム対応の望遠レンズを含むLeica Summilux光学系を搭載。バッテリー構成は異なり、17Tは6500mAhで67W有線充電、17T Proは7000mAhで100W有線HyperChargeと50Wワイヤレス充電に対応する。OSはAIアシスタントHyperAIを統合したHyperOS。17Tの12GB/256GBモデルは749ユーロ、512GB版は799ユーロ。17T Proの12GB/512GBは999ユーロ、1TBモデルは1099ユーロで提供される。

17T ProのHyperChargeは多層電源管理アーキテクチャで実装される。充電コントローラーはデュアルチャージポンプ技術を用い、高電圧入力を低電圧に効率よく変換し、電流をバッテリーの2つのセルに分配することで、発熱を抑えながら100Wの電力を達成する。50Wワイヤレス充電は、大径誘導コイルとベーパーチャンバーによるアクティブ冷却で強化されたQi規格で動作する。演算アーキテクチャでは、Dimensity 9500が高効率の補助コアを排したオールビッグコア構成を採用しており、144Hz表示時のピーク性能を向上させる。Leica Summilux光学系は反射防止コーティングを施した多玉構成でフレアを抑制し、AI補完による高度なデジタル処理が120倍ズーム時のディテール損失を補償する。

薄型ボディに超大容量バッテリーを収める設計は、性能と駆動時間の二者択一を終わらせる工学的潮流を示している。Dimensity 9500が高効率補助コアを廃した点はTSMCの製造プロセスへの信頼の高さの表れであり、144Hz駆動を上位機種に限定したことは、ヘビーユーザー向けの明確な差別化戦略である。HyperAIをHyperOSへ直接統合した事実は、競争の主戦場が純粋なハードウェア性能から適応型のユーザー体験へと移行している証左と言える。