グロック、画像生成機能を有料化 ユーザーからの苦情受け

xAI社は、ソーシャルメディアプラットフォームXにおけるAIチャットボット「グロック」の画像生成機能へのアクセスを制限した。現在、この機能を利用できるのは有料購読者のみとなっている。

グロック、画像生成機能を有料化 ユーザーからの苦情受け
著者:ロイター通信。出典:reuters.com

ロイター通信によれば、xAIがXプラットフォーム上での画像生成機能への開放的なアクセスを終了した背景には、繰り返し寄せられたユーザーからの苦情があった。問題は、グロックにおける生成コンテンツの検閲メカニズムが緩和されていたことにある。これにより、ユーザーは投稿への返信として直接、露骨な画像を生成することが可能となっていた。当然ながら、多くの画像はユーザーや有名人の写真を無断で使用して作成されていた。

こうしたAI生成による露骨な画像が氾濫したことを受け、欧州の立法当局はX社に対し法的措置を取る可能性を示唆し始めた。ドイツのヴォルフラム・ヴァイデマン報道相は、それらを「セクシャルハラスメントの工業化」と表現し、欧州委員会もその違法性を認めるに至った。

迫りくる法的争いの可能性を前に、xAI経営陣はXプラットフォーム上での画像生成機能への一般アクセスを停止する措置を講じた。ただし、この変更はXプラットフォームに限られる。グロックの単独アプリケーションでは、画像生成機能は従来通り利用可能である。