Qualcomm、ノートPC向けSnapdragon X2 Eliteを発表:ハイブリッドアーキテクチャと最大18コアを実現

Qualcommは、ノートブックパソコン向けの第2世代ARMプロセッサを発表し、クロック周波数の向上とコア数の増加を図りました。

Qualcomm、ノートPC向けSnapdragon X2 Eliteを発表:ハイブリッドアーキテクチャと最大18コアを実現
著者:QUALCOMM。出典:qualcomm.com

新たな製品群には、基本モデルとなるSnapdragon X2 Eliteと、最上位モデルのSnapdragon X2 Elite Extremeが含まれます。主な改良点は、第3世代のOryonプロセッサコアを採用したことです。

前世代のSnapdragon X Eliteが12個の同一性能コアを搭載していたのに対し、新しいQualcommのプロセッサはハイブリッド方式を採用しています。最上位モデルであるX2 Elite Extremeは、高性能コア12個と高効率コア6個で構成されます。そのうち2つのコアは5.0 GHzという高いクロック周波数で動作可能であり、12個の高性能コア全体は最大4.4 GHzで動作します。X2 Eliteモデルは、高性能コア6個と高効率コア6個という構成となります。

Qualcomm、ノートPC向けSnapdragon X2 Eliteを発表:ハイブリッドアーキテクチャと最大18コアを実現
著者:QUALCOMM。出典:qualcomm.com

メーカー発表によれば、Snapdragon X2 Elite Extremeは、同じ消費電力において、現在のプラットフォームと比較して最大75%高い処理能力を発揮します。新しいグラフィックスプロセッサ(Adreno)は、前世代モデルと比べてワットあたりの性能が2.3倍に向上したとされています。X2 Eliteモデルについては、同じ消費電力で性能が31%向上し、エネルギー効率が43%改善されたことが発表されています。

Qualcomm、ノートPC向けSnapdragon X2 Eliteを発表:ハイブリッドアーキテクチャと最大18コアを実現
著者:QUALCOMM。出典:qualcomm.com

特筆すべきは、Qualcommが、スマートフォン向けとノートパソコン向けの最上位チップを、同じアーキテクチャに基づいて同時に発表したのは今回が初めてである点です。新しいスマートフォン向けプロセッサ「Snapdragon 8 Elite Gen 5」と「X2 Elite」に搭載されているコアは、いずれもOryon 3を基盤としています。新しいチップを搭載した最初のノートパソコンは、2026年前半に登場する見込みです。