DEWALTロボット、コンクリート穿孔で作業員を10倍の速度で上回り、9万孔で99.97%の精度を達成

建設用ロボット「DEWALT」が、データセンター建設におけるコンクリート穿孔作業において、手動工具を使用する作業員と比較して10倍の生産性を発揮していると、『Interesting Engineering』が報じました。位置と深さの双方において、9万個の穿孔サンプルで99.97%という精度を記録しました。

DEWALTロボット、コンクリート穿孔で作業員を10倍の速度で上回り、9万孔で99.97%の精度を達成
著者: DEWALT. 出典: interestingengineering.com

このシステムは、August Robotics社との協力により開発された自律型垂直穿孔技術を採用しています。汎用性の高い人間の作業員と比べ、このロボットは極めて限定的な作業に特化していることが短所ですが、その特定分野においては作業チームを大きく上回る能力を発揮し、疲労によるミスも発生しません。

製造元によると、米国の大手プロバイダーにおける10件のデータセンター建設プロジェクトにおいて、DEWALTロボットの導入は工期を合計80週間短縮するのに貢献しました。同モデルは2026年中頃に一般販売開始が予定されており、さらに数件のパイロットプロジェクト完了後、本格的な商業展開が始まる見込みです。

Stanley Black & Deckerの工具・装備部門社長、ビル・ベック氏は、この事例は産業用ロボットが、特に大規模プロジェクトにおいて建設業界のボトルネックを解消し得ることを示す好例だと述べています。同様の自動化技術の進展は、日本の建設現場が直面する熟練作業員不足の課題に対する一つの解決策としても注目されています。