ユニオンメモリ、QLC NAND採用のコンシューマー向けSSD「AE531」を発表

中国のユニオンメモリは、自社初となるQLC NANDフラッシュメモリを採用したコンシューマー向けSSD「AE531」を正式に発表しました。このドライブはM.2 2280/2242フォームファクタを採用し、NVMe 1.4をサポートするPCIe 4.0 x4インターフェースを利用します。主な特徴は、DRAMバッファメモリを内蔵せず、代わりにHMB(Host Memory Buffer)技術を採用したアーキテクチャにあります。

ユニオンメモリ、QLC NAND採用のコンシューマー向けSSD「AE531」を発表
著者:UNION MEMORY。出典:en.unionmem.com

コストを抑えた設計でありながら、公称の連続読み込み速度は最大6800MB/秒、連続書き込み速度は最大5600MB/秒に達します。ランダムアクセス性能(IOPS)は、読み込みで最大70万、書き込みで最大80万を達成しています。また、QLCメモリの書き込み速度は115MB/秒を維持します。

AE531は、自社開発の新しいコントローラーを搭載しており、ハードウェアアクセラレーションモジュールが内蔵されています。これは軽い負荷や、読み込み/書き込みが混在する複雑な使用パターンに最適化されており、同社によれば一般ユーザーの日常的なタスクにおける操作性を大幅に改善するとされています。

このコントローラーには、ブロックページのストライピングを用いたRAIDアルゴリズムと、適応型リソース管理システムが実装されていると報告されています。セキュリティの面では、TCG Opal 2.0規格、AES-256アルゴリズムによるハードウェア暗号化、およびSM2/SM3/SM4アルゴリズムに対応しています。

しかしながら、AE531の市場への発売時期や価格については、現時点では明らかにされていません。