サンディスク、2026年初頭に3D NAND価格を倍増へ

人工知能(AI)インフラ需要の高まりと供給不足を背景に、2026年第1四半期には企業向け大容量SSD用の3D NANDフラッシュメモリ価格が急騰する見通しであることが、野村證券の分析により明らかになりました。

サンディスク、2026年初頭に3D NAND価格を倍増へ
著者: TOMS HARDWARE. 出典: tomshardware.com

野村證券の調査メモによれば、サンディスクは、企業向けSSDに使用される3D NANDフラッシュメモリの価格を大幅に引き上げる計画で、その上昇幅は前四半期比で100%を超える可能性があります。メモリメーカーは契約条件の見直しを活発に進めており、特に企業向けNANDの分野で顕著な動きが見られると報告されています。

価格上昇が、パソコンやスマートフォン向けの民生用フラッシュメモリにどこまで波及するかは現時点では不明瞭ですが、これらのチップは通常、企業向け製品と同じ生産ラインで製造されるため、後追いで値上がりする傾向にあります。

野村證券は、この価格上昇の要因として、短期的な供給不足と、AI向けデータストレージシステムの発展に伴う中期的な需要増の両方を挙げています。需要を押し上げる要素としては、大容量SSDを内蔵し、3D NANDへの需要を増加させるNVIDIAのBlueField-4 DPU搭載サーバープラットフォームなどが言及されています。一方、アナリストは、このレベルの大規模プロジェクトであっても、単独で価格の倍増を説明するには不十分であるとも指摘しています。