Arctic、熱伝導グリース「MX-7」を発表―前モデルを上回る性能を主張

Arctic社は、同社の「MX」シリーズでこれまでにない優れた冷却性能を提供すると主張する熱伝導グリース「MX-7」の販売を開始した。この新たに開発された配合は、繰り返される加熱サイクルにおいても、長期にわたって高い効果を維持することを目指している。

Arctic、熱伝導グリース「MX-7」を発表―前モデルを上回る性能を主張
著者: OC3D TV. 出典: youtube.com

MX-7の粘度は35,000〜38,000ポイズ、密度は2.9 g/cm³である。連続使用における動作温度範囲は-50°Cから250°Cに及ぶ。また、電気的特性として、体積抵抗率は1.7×10¹² Ω*cm、絶縁破壊電圧は4.2 kV/mmとされている。

Arctic、熱伝導グリース「MX-7」を発表―前モデルを上回る性能を主張

ただし、Arctic社はMX-7の正確な熱伝導率については公表せず、内部テストの結果のみを提示している。同社はCore Ultra 9 285Kプロセッサーを搭載したシステムでテストを実施。その結果によれば、新しいMX-7を使用した場合、CPU温度はMX-6使用時より2.3°C、MX-4使用時より4.1°C低くなったという。Arctic MX-7はすでにアメリカ市場で販売が開始されており、8g入りチューブの価格は8.59ドルである。