マイクロン、次世代QLCを採用したPCIe Gen5 SSD「3610 NVMe」を発表

米国マイクロン・テクノロジーは、CES 2026において、新世代QLC NANDフラッシュメモリを基盤としたコンシューマー向けNVMe SSD「Micron 3610 NVMe」を発表しました。この製品は、業界初の第5世代PCIeインターフェースに対応した一般消費者向けQLC SSDと位置づけられています。

マイクロン、次世代QLCを採用したPCIe Gen5 SSD「3610 NVMe」を発表
著者:MICRON。出典:micron.com

従来、QLCメモリはその性能と信頼性の面で課題があると指摘されてきましたが、技術の進歩により状況は改善されつつあります。今回発表された3610 NVMeは、最大4TBの容量を備えたM.2フォームファクターで提供され、最大で毎秒11GBの読み込み速度と、毎秒9.3GBの書き込み速度を実現します。

ただし、1TBモデルの書き込み速度は、毎秒7.2GBに制限される見込みです。また、DRAMレスアーキテクチャを採用することで、従来比で約43%高いエネルギー効率を達成したとメーカーは説明しています。発表ではゲーム用途にも言及されましたが、特に人工知能(AI)処理への適用が強くアピールされています。

同社の主張によれば、このSSDは200億パラメータ規模のAIモデルを、3秒以内に読み込むことが可能です。一方で、具体的な市場投入時期や販売価格については、現時点では明らかにされていません。