HKC、5000調光エリア対応のRGB MiniLEDディスプレイ用コントローラー「HV9901」を発表

2026年CESにおいて、HKCは数千のローカル調光エリアを制御可能な自社開発のRGB MiniLEDディスプレイ用コントローラーを発表しました。このチップは、輝度の向上、広色域、そしてより精密なバックライト制御を特徴とする次世代ディスプレイを対象としています。

HKC、5000調光エリア対応のRGB MiniLEDディスプレイ用コントローラー「HV9901」を発表
著者:TECHPOWERUP。出典:techpowerup.com

コントローラーは「HV9901」と命名され、RGB MiniLEDバックライトとの連動を前提としています。同社によれば、このチップは赤、緑、青の個別LEDを用いた5000以上の調光エリア、または従来型の白色MiniLEDを使用した場合では15,000以上の調光エリアの制御が可能です。この技術により、画像の特定部分の輝度と色をより正確に調整でき、コントラストの高い物体周辺のハロー現象を低減し、黒の表現をOLEDレベルに近づけることができます。

自社コントローラーの開発により、HKCは他社ソリューションへの依存から脱却し、特定のパネルに対してローカル調光アルゴリズムをより深く最適化することが可能となります。これにより、輝度、消費電力、色再現性のバランスを追求します。

またHKCは、このRGB MiniLEDパネルを搭載した31.5型モニター「M10 Ultra」も披露しました。4K解像度、165Hzリフレッシュレートを備え、BT.2020色域の98%以上をカバーし、最大輝度は1000ニットに達します。HV9901コントローラーの採用により、同社はより高度なバックライトシステムを備えたディスプレイの製品化へと移行することが見込まれます。