Intelの新プロセッサ「Panther Lake」、内蔵グラフィックの大幅な進化で高評価を獲得

ドイツのテクノロジーメディアComputerBaseは、インテルの新世代モバイル・プロセッサ「Core Ultra X9 388H」(コード名 Panther Lake)に関する初の性能テストを公開し、CPU性能の向上と内蔵グラフィックの大幅な進化を報告した。

Intelの新プロセッサ「Panther Lake」、内蔵グラフィックの大幅な進化で高評価を獲得
著者:INTEL。出典:intel.com

テストはASUS Zenbook Duo(2026年モデル)をプラットフォームとして実施された。同メディアによれば、Core Ultra X9 388Hは、前世代のLunar Lake(Core Ultra 200V)およびArrow Lake-H(Core Ultra 200H)を大多数のタスクで上回る性能を示した。内蔵グラフィック「Arc B390」(12 Xeコア)の性能は特に注目され、65Wと25Wの両電力設定において、競合するAMD Strix Point(Ryzen AI 300)プラットフォームを明確に凌駕したという。

プラットフォーム全体のエネルギー効率の高さも特筆される。アイドル時におけるプロセッサの消費電力は0.5W未満に抑えられ、99Whの大容量バッテリーを搭載したテスト機では、第2ディスプレイをオフにした状態で17時間を超える連続駆動時間を達成した。この高い効率性は、日本のユーザーが長年ノートPCに求めてきた要件にも合致するものである。

Intelの新プロセッサ「Panther Lake」、内蔵グラフィックの大幅な進化で高評価を獲得
著者:COMPUTERBASE。出典:computerbase.de

今回のIntel内蔵グラフィックは、過去数年間で最も大きな性能向上を見せ、同じ消費電力レベルで比較して、前世代の内蔵GPUから60%以上という大幅なFPS向上を実現した。加えて、アップスケーリング技術「XeSS Super Resolution」のサポートも重要な利点として挙げられている。

ComputerBaseは、Panther LakeはCPU性能、内蔵グラフィック性能、そしてエネルギー効率という三要素のバランスが取れていると評価しており、次世代モバイル・プラットフォームとして高い完成度を示していると結論づけている。